夏も近づく八十八夜 お茶を愉しむ

立春から数えて八十八日を数える頃に摘まれた茶葉を新茶と言います。
初物や旬のものとして親しまれており、新茶を飲むとその年は健康に過ごせるという
言い伝えがあり珍重されているお茶でもあります。
お茶の種類によって合うおすすめの急須と湯呑をご紹介いたします。

  • お茶に合わせて茶器を愉しむ
    茶器と茶葉のこと

    例えば、玉露や煎茶など少量のお茶を楽しむ場合は、小ぶりな急須の方が茶葉の旨みを凝縮させるのに適しています。逆に熱々で淹れると美味しい番茶やほうじ茶は、容量の多いポットや持ち手が上についたものがおすすめです。

煎茶

日本のお茶の八割を占める

お茶の葉を蒸して揉むことにより作られるお茶。葉の形は針のように細く美しく、お茶を淹れた時の水色は、黄色みがかっています。さわやかな香りとうまみ、渋みのバランスが楽しめます。

 
ほうじ茶・番茶 
さっぱりした味で食事時のお茶

主に番茶や下級煎茶を強火で焙じたもの。香ばしい香りとすっきりとした飲み口が特徴。カフェインやタンニンが少ないので、お子様やお年寄り、体調が心配な方にも安心してお飲みいただけます。

 
湯呑