コラム 旬の食材 菜の花 春の訪れを感じる春野菜の菜の花。ほろ苦い味を好きになったのは大人になってからですが、今では心待ちにしている野菜のひとつです。新鮮な菜の花が手に入ったら、まずは、おひたしに。シンプルな料理で菜の花を味わいましょう。 季節のテーブルコーディネート 大人の夏祭りパーティーテーブル 浴衣姿の人々を見掛けると、子供の頃や若い頃の夏祭りの思い出が懐かしく思い起こされます。暑い夏の日には、ベランダや窓辺の涼しいお部屋で、友人を招いて大人の夏祭りパーティーを開催してみてはいかがでしょうか。暑さを忘れさせてくれる爽やかな寒色でテーブル全体をまとめながらも、そこに元気のでるようなひまわりの黄色をアクセントに加えて。楽しいお祭りの雰囲気を盛り上げましょう。ビールに枝豆、焼きとうもろこしや焼きそばといった縁日フードは、お祭りならではのわくわく感が感じられます。カジュアルなメニューでも、きちんと食器に盛り付けて演出すれば、わっと歓声のあがる楽しい夏祭りパーティーの始まりです。 季節のテーブルコーディネート 子供たちと願いをかける 七夕テーブル 7月7日は七夕。今年は食卓に遊びごころを利かせた、家族や子供たちの喜ぶ楽しさ満載のテーブルで、七夕の行事を迎えましょう。テーブルセンターには天の川をイメージしたきらりと光る布地を敷いて。お星さまのようなお花をさりげなく添えました。普段使いの食器たちも、色や小物使い次第で和の歳時記のテーブルにふさわしく演出することができます。 季節のテーブルコーディネート 涼を感じる 初夏のランチテーブル 5月下旬の昼下がり。初夏といってもまるで真夏のような暑さの日には、清涼感あふれるテーブルで食卓からいち早く涼を取り入れて。冷たい麺や、サラダボウルをいただきましょう。 窓辺のテーブルで風を感じながらテーブルにつくと、まるで小川に青楓がはらりと舞い散るような、清々しい景色が浮かびます。 茶と菓 5月 5月 端午の節句 端午の節句は奈良時代から続く「五節句」という季節の節目に設けられた5つの式日のひとつです。端午の節句に関わる「菖蒲」と、武を重んじることを意味する「尚武」をかけて、男の子の成長を祈る行事となりました。こどもの日に柏餅を食べる理由は、柏が子孫繁栄につながる縁起のよい植物だと言われているためで、柏の葉は新芽が出るまで古い葉が落ちないことから、子孫繁栄に繋がると考えられてきました。市松の器に柏餅は色のトーンが同じなので上品な盛りつけになります。柏餅と、市松銘々皿は、長い間親しまれているもの同士。相性のよい組み合わせです。 花のある暮らし 4月 5月の花 カーネーション ×八重がすみえくぼ 花生生 母の日にカーネーションのブーケをもらったら、花器にそのまま投げ入れてみましょう。「投げ入れ」とは花を水と一緒にそのまま花器に入れるだけの、最も簡単な生け方です。淡く青みがかった緑色の釉薬が、鮮やかな黄色やオレンジ色の花々をも優しくまとめあげてくれるので、いつも家族を温かく包み込んでくれるお母さんのイメージにぴったりです。 季節のテーブルコーディネート お花でもてなす 母の日テーブル 今年は母の日に、テーブルコーディネートにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。難しい料理はできなくても、おもてなしの気持ちでお母さんを喜ばせましょう。ワンプレートを基本に同じシリーズを重ねると、組み合わせに悩まず簡単にコーディネートが完成します。フラワーガーデンをテーマに、ランチョンマットやテーブルナプキンなどを使ってお花のモチーフを散りばめたら、お母さんも心ときめく女性らしく可愛いテーブルのできあがりです。 花のある暮らし 4月 4月の花 桜×織部唐草 花生 日本人にとってとても馴染み深い花のひとつ、桜。満開の桜を見ると、新しい1年が始まる期待に胸が膨らみます。立派な枝ぶりに負けないよう、重厚感のある織部唐草に生けてみましょう。織部釉の自然な深緑が、桜色を引き立て、日本の春の美しさを演出します。 茶と菓 4月 4月のあまいもの フルーツサンド 暖かい春の日には、重箱にフルーツサンドを詰めて、お庭や日当たりのよい窓辺でお茶にしてみてはいかがでしょう。いつもと違う器やロケーションに、ピクニック気分で心浮き立ちます。重箱は、一人分として一段で使っても素敵な万能アイテム。蓋を開けるときのわくわく感が、おやつ時間をより一層楽しみにしてくれます。 料理王国第4回 5人の作家の器に料理を盛る 2021年10月号より、食の専門誌「料理王国」に、弊社の特集記事を掲載していただいています。料理人に向けて、文化としての食にまつわる様々なコンテンツを届ける「料理王国」。たち吉と巡る 美味しい器探しと題して、2022年に270周年を迎えるたち吉がつながりをもつ日本各地で活躍する作家をご紹介していただいております。料理人の方はもちろん、料理がお好きな方にもご覧いただければ幸いです。第4回目にあたる「料理王国」4月号では、フレンチ「サンプリシテ」と日本料理「六雁」によって、5人の作家の器に料理が盛り付けられています。こちらでは、その一部をご紹介します。 茶と菓 3月 おうちでのお花見をゆったり愉しんでみませんか。うっすらピンクの上品な桜の花びらを表現した和菓子と緑茶の組み合わせ。春の訪れを味覚で感じられる優美な時間をお楽しみください。和(なごみ)のうつわは直径17cmのつかいやすいサイズ。葡萄の蔓と葉のやさしい絵柄が、お菓子をいっそう引き立ててくれます。 スタッフ愛用品 わたしの好きなうつわ VOL.2 たち吉のうつわを作っているスタッフは、自宅ではどんな商品を愛用しているの?思い入れのある商品は?など、実際に使っているスタッフの声をお届けするこの企画。 日頃、皆さまにたち吉の世界をご紹介している私たちですが、こと自宅で使っているうつわについて話をすることは初めてかもしれません。もっと皆さまにたち吉を身近に感じていただければ、ちょっとしたうつわ使いのコツなどもお届けしたい、そんな気持ちでお送りするコラム企画です。 季節のテーブルコーディネート うららかな春の桜見茶会 陽ざしが暖かくなってきたものの、外はまだ肌寒さを感じる季節。そんな時は、おうちの窓辺や庭先から桜を眺めながらのティータイムはいかがでしょうか。桜のピンク色を引き立てるよう控えめなトーンでまとめると、穏やかでやさしい春のテーブルに仕上がります。気のおけない友人を招いて、持ち寄りのスイーツを並べるとそれだけで、会話にも花が咲き心ときめくアフタヌーンティーのはじまりです。 季節のテーブルコーディネート 女三代で祝うひな祭り 3月3日は桃の節句、ひな祭り。一年で1番愛らしく食卓を飾るこの日は、母娘三代が集う日。ちらし寿司に蛤のお吸い物といった行事食を娘達に伝えながら、一家の女性たちで華やかに食卓を囲みます。 今年も一緒にお祝いできることに感謝をして、娘達の健やかな成長と、私と母の末長い健康、そして家族の幸せを祈りましょう。 スタッフ愛用品 わたしの好きなうつわ VOL.1 たち吉のうつわを作っているスタッフは、自宅ではどんな商品を愛用しているの?思い入れのある商品は?など、実際に使っているスタッフの声をお届けするこの企画。 日頃、皆さまにたち吉の世界をご紹介している私たちですが、こと自宅で使っているうつわについて話をすることは初めてかもしれません。 花のある暮らし 3月 季節の花々×掛け分け マグ 色とりどりの春の花を、カジュアルにマグカップに飾ってみましょう。 器の色とお花の色の組み合わせを楽しめます。掛け分けマグは口に向けて狭くなっていくシルエットなので、 お花を生けるのにおすすめの形状。どんな生け方をしても可愛くさまになります。 花のある暮らし 2月 四季折々の自然たち。甘い香り、鮮やかな花びら、緑豊かな木々たちは、季節の移ろいを届けてくれます。そんな草花がお部屋にあると、ふと目にしたときに気持ちが落ち着いたり、元気をもらえたり…気取らず、そっと佇む花たちは、せわしない日々にやすらぎのひとときを与えてくれるはず。“花のある暮らし”、みなさんも始めてみませんか? 茶と菓 2月 あまいものは、わたしたちのひそかなたのしみ。いつもより丁寧に、おとものお茶やコーヒーを淹れる時間もたのしみのひとつ。こちらでは季節のおやつをうつわと合わせてご紹介いたします。ほっこり、ゆったり。四季折々の茶と菓で、しあわせな時間をお過ごしください。 料理王国 第3回 たち吉と巡る美味しい器探し この度、食の専門誌「料理王国」に、弊社の特集記事が掲載されることになりました(2021年10月号より)。料理人に向けて、文化としての食にまつわる様々なコンテンツを届ける「料理王国」。たち吉と巡る 美味しい器探しと題して、2022年に270周年を迎えるたち吉がつながりをもつ、日本各地で活躍する作家をご紹介いただいております。料理人の方はもちろん、料理がお好きな方にもご覧いただければ幸いです。第3回目にあたる「料理王国」2月号は、京都で作陶をする黒川正樹さんを中心とした特集記事に。こちらでは、その一部をご紹介します。 花のある暮らし 1月 12月の花 シンビジウム×青翠花生 花の少ない冬の季節にひときわ華やかに咲き誇るシンビジウムは、洋蘭の一種で、花もちがよいため美しい花を長く咲かせます。どこか力強さを感じられる青翠の佇まいに負けないようまっすぐに生けると、新しい年迎えにふさわしい清々しい姿に、背筋がすっと伸びるような気持ちになります。 茶と菓 1月のあまいもの 花びら餅 お正月に食べられる「花びら餅」は、白味噌餡と甘く煮たごぼうがお餅で包まれた、宮中行事から生まれた伝統菓子です。縁起柄である市松や、金の鶴、紅白といったおめでたい色柄の器と合わせて、ハレの日にふさわしい格調高いお茶時間で新年を祝いましょう。 季節のテーブルコーディネート 女正月・華やかにおもてなし いつものおうちごはんも、しつらえれば素敵な食卓に。見慣れた器も、使い方次第でおもてなしのテーブルに。365日の食卓の中で、今日を“ちょっと特別な1日”にしてくれる、テーブルウェアの組み合わせやセッティングをご紹介します。 季節のテーブルコーディネート クリスマスのランチテーブル ホリデーシーズンの休日、家族3人でのランチタイム。シチューとパン、サラダといったスタンダードなメニューを、食卓に少し手を加えていつもより素敵にみせましょう。普段から愛用しているシンプルな和食器でも、組み合わせやアイデア次第で、クリスマスの楽しさを演出できます。可愛くて子どもも喜ぶ食卓を囲んで、家族の温かいひとときを過ごしませんか。 花のある暮らし 12月 年末年始に大活躍の重箱。お料理を詰めるほかに、花器としての活用法もあります。 茶と菓 12月 あまいものは、わたしたちのひそかなたのしみ。12月のあまいものは、真っ白で可愛らしい雪玉のようなきんとんと、月の雫の組み合わせです。 節のテーブルコーディネート 大人なふたり鍋 いつものおうちごはんも、しつらえれば素敵な食卓に。見慣れた器も、使い方次第でおもてなしのテーブルに。365日の食卓の中で、今日を“ちょっと特別な1日”にしてくれる、テーブルウェアの組み合わせやセッティングをご紹介します。 花のある暮らし 11月 青輝天目の夜空のような風景に、やわらかな光を浴びてきらめくダイヤモンドリリーを合わせて、深まる寒さの前にひとときの穏やかな景色を楽しみましょう。 茶と菓 11月 あまいものは、わたしたちのひそかなたのしみ。 11月のあまいものは鍵善良房 菊寿糖 彩りとほろ苦い抹茶の組み合わせです。 器のいろいろ 土鍋のお手入れ 土鍋を使うときは、はじめが大切。鍋料理をおいしくしてくれる土鍋をはじめて使うときは、陶器ならではの特徴を知り、ひと手間かけてケアしておくことが大事です。 茶と菓 10月 あまいものは、わたしたちのひそかなたのしみ。10月は秋の訪れを知らせてくれる「栗きんとん」です。 1 2 3 4 > >>