「赤絵」とは、釉薬をつけて本焼きをした陶磁器に、赤を基調に色付けした技法のこと。赤のほか、1~2色の色を加えたものが多く、デザインによって器の持つ雰囲気が変わるのも特徴です。可愛らしい草花の赤絵は、春先など花咲く季節に、優雅な花鳥の赤絵は、お正月などのおめでたい席で使うのにぴったりです。
鮮やかな赤絵の器は、ひとつあるだけで食卓を華やかなものにしてくれます。

赤絵かぶら

丸いフォルムが可愛らしいかぶらを描いた「赤絵かぶら」シリーズです。
昔、頭のことを「かぶ」、「かしら」と呼んでおり、頭が身体の一番上にあることと、人の上に立つ人のことを「かしら」と呼ぶことから、かぶらは武士の間で縁起の良い食べ物として広まりました。現代では、評判が良くなることを「株が上がる」ということから「出世」を、勢いよく葉が繁るようすから「子孫繁栄」の願いが込められています。

赤絵花鳥

花鳥画は、もともと中国で体系化されたもので、やがて日本や朝鮮にも伝わりました。
季節の移ろいや自然の美を表現する題材として、土器や青銅にも描かれるほどの長い歴史を
持ちます。高級感にあふれ、華やかな印象を与えるため、迎春におすすめの器です。

ハローキティ赤絵

“大人かわいい”デザインに仕上げた、ハローキティとたち吉のコラボ商品シリーズです。
細い線で区切った空間の中に柄を描く「間取」という技法を用いたマグカップや、
縁起の良い吉祥文様の「結び(リボン)」「梅」「松」「七宝」「青海波」を赤絵で描いた小皿のセットなどをご用意しました。