多彩な表情 灰釉草文

草文という名前だけあって、春の訪れを告げる山菜や若菜を、真っ先に味わうのに使いたい器。そのやわらかい色合いもさることながら、形にもこだわって作り上げたシリーズです。今回は、その魅力を更にご紹介いたします。

軽やかに、盛りつけたい

たっぷりの大きさがあってもどこか軽やかな雰囲気の盛鉢。
それは花のような縁(ふち)のデザインにあります。その繊細な仕上げと、外側にこぼれる釉薬の自然のままの姿、相反する二つが楽しめる表情豊かな器です。
 
底のガラス釉は器そのものの美しさを感じさせ、料理を盛れば、可憐な縁のあしらいが食卓に華を添えてくれます。

盛りつけやすく、絵になる小鉢

少したわみを持たせた形の小鉢。大きく花開くような盛鉢とは異なり、下がすぼまった形は、意外にも惣菜を盛りつけやすいもの。甘味をのせれば主役にもなります。
食卓では小さなアイテムかもしれませんが、ついつい手が伸びるうつわになります。

メインでも 取り皿としても

かわって、平らにのびる表面が印象的な中皿。その先は玉縁(たまぶち)と言われるふっくらとした縁がアクセントになっています。
盛りつけて食卓に出すことも多いですが、大きめの取り皿としても使い勝手が良いサイズ。存在感ある縁が生き、食卓に凛として並んでいる姿もまた美しいものです。
同じシリーズでありながら、その役目によって厚さや形など、造りの表情をすべて変えている灰釉草文。それが、一緒に並べてもひとつずつでも食卓で調和する理由です。
 
料理をおいしく見せ、使い勝手が良い、それが一番に叶ううつわです

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