京、洛市洛座 「京三島の世界」 
―陶楽陶苑 三代目 森里陶楽―

暮らしを彩る、京の逸品「京、洛市洛座」
いま、世界はコロナ禍にあって、新しい生活様式への変革を求められています。 
昔から京の都(洛)は、その時代の要請に合わせて、最上のものを創造し、変化してきた最先端の文化発信の地です。
人、物、暮らしのつながりが困難な状況の中、自由な市場発展の礎となった「楽市楽座」にならい、京都から発信するイノベーションを、「京、洛市洛座」と名付けました。
京焼・清水焼が生み出すうつわを、暮らしを彩る新しいつながりとして、ご提案してまいります。

土に華を咲かせ、心に華を咲かせる器

当代で三代を数える森里陶楽。
初代陶楽は大正時代に京の地で作陶を始めました。線彫りや刻印で連続文様を施し、白土を埋め込んだ印花(いんか)という技法が特徴の三島手。
二代目陶楽がそれをルーツとし、他に類を見ない繊細な文様に気品を備えた色合いの器を「京三島」として京焼・清水焼の中で独自に発展、確立させました。

  • スピードと美しさ、陶楽が咲かせる印花文様

    頃合いを見計らって、成型した生地に文様を施していくのは、重要な工程です。ある程度乾いたら、線彫りや「印花」という刻印で連続文様をつける加飾を行います。手作りの型をリズミカルに動かすと、手元の器にどんどん花が咲いていきます。スピードと美しさ。この2つが大切。刻印の間隔が詰まりすぎたりしないのは、長年培われた職人の感覚によるものです。

  • 彫文様は緻密に大胆に

    器の外側に分割の目安を入れた後、箆(へら)で一気に線を掘り出すのが「線彫り」です。口元から高台脇まで途切れることなく、均一な深さで掘り進めます。注意を払いながら緻密に、なおかつ一気に大胆に彫ることで線に勢いが生まれます。

  • 器に化粧を施し、浮かび上がる白い花

    白い化粧土を使って筆で花をつけていきます。描くというよりも化粧土を盛る感じから「筆盛り」と呼ばれる工程です。さらに薄く水で溶いた白い泥に、器をドボンとつけ、全体にゆるい土を纏わせます。こうすることで、生地がへこんでいる刻印を施した部分には白い土が多く溜まり、白い花・印花文様が浮かび上がります。
    絶妙なバランスを保ちながら、2つの技法を組み合わせることで、雰囲気の異なる白い花が器の表面に咲いていきます。

  • 優美で繊細な持ち手

    紅茶碗や珈琲碗などの持ち手は、バランスが良くて持ちやすいことが重要ですが、機能面だけではなく、ひとつひとつ手づくりで、優美に繊細に仕上げていくことは、陶楽陶苑のこだわりです。

優美な金彩と高貴な紫が織りなす 「紫彩華紋」

三代目陶楽は、初代陶楽の遺志を受け継ぎ、二代目が確立させた「京三島」に、さらに優美な金彩と深みのある紫の上絵付けを施して、「紫彩華紋」に発展させて、心に華を咲かせる器を創り上げています。

※こちらはたち吉のオリジナルではございません。

 

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