立夏りっか
5/5~5/19頃

立夏(りっか)は、夏の始まりの時期です。春分と夏至の中間にあたります。新緑が美しく、気候もよいため、おでかけに最適な季節です。また、八十八夜を過ぎ、新茶の季節でもあります。八十八夜に摘まれたお茶は一年間無病息災でいられる縁起物とされています。

立夏

二十四節気の食卓

春夏秋冬と美しい自然の移ろいをみせる日本。 四季よりさらに細かく、一年を二十四に分ける分類は「二十四節気(にじゅうしせっき)」と呼ばれ、それぞれに季節を表す名前がつけられています。 そうした二十四節気を、身近な食卓という切り口で紹介することで、彩りや味覚から季節を感じられる豊かさや、日々の暮らしの楽しさをお伝えします。


旬の食材 あさり

あさり

あさりの旬は春と秋の年に2回あります。産卵前の時期が一番おいしいといわれています。貝類の中でも栄養価が高く、また旨み成分が豊富です。野菜と合わせたシンプルな料理も、あさりのうまみで深い味わいの一品になります。

あさりとスナップえんどうの酒蒸し

あさりとスナップえんどうの酒蒸し

春野菜のスナップえんどうをあさりといっしょに酒蒸ししました。あさりのうまみと、スナップえんどうの甘みの相乗効果で、お箸が止まりません。食材がよく映える、白磁の白菊銘々皿に盛り付けました。スナップえんどうの鮮やかな緑色が目を楽しませてくれます。

あさりと春キャベツのトマトスープ

あさりと春キャベツのトマトスープ

あさりはトマトともよく合います。トマトの酸味にあさりのうまみがマッチし、深い味わいに。やわらかい春キャベツを入れて、バランスのよいスープになりました。浮雲シリーズのスープマグに、取り皿を受け皿替わりにして、ちょっとおすまししたコーディネートです。


この季節のおすすめ

この季節のおすすめ

初夏を意識して、白やブルーの器を揃えました。豆皿、小皿や箸を、差し色になるような色合いにすると、食卓のアクセントになります。