「 小満 」
5/20~6/4頃
小満は、あらゆる生き物が生き生きと成長し、生命力に満ちる時期です。山々や街中も新緑に包まれます。陽射しが強くなり、服装も軽やかな夏服になる衣替えの季節でもあります。
二十四節気の食卓
春夏秋冬と美しい自然の移ろいをみせる日本。 四季よりさらに細かく、一年を二十四に分ける分類は「二十四節気(にじゅうしせっき)」と呼ばれ、それぞれに季節を表す名前がつけられています。 そうした二十四節気を、身近な食卓という切り口で紹介することで、彩りや味覚から季節を感じられる豊かさや、日々の暮らしの楽しさをお伝えします。
旬の食材 そら豆
4月から6月が旬の野菜です。さやを開くと、ふかふかのベッドに寝転ぶように、ふっくらとした豆が並んでいます。ほくほくとした食感、素朴な味わいは、シンプルにゆでたり、蒸し焼きもおいしいですが、スープやサラダ、炒めものにするのもおすすめです。初夏の新緑のようなグリーンが料理に彩りを添えます。
そら豆のポタージュ
豊かなそら豆の香りが楽しめるスープです。旬の新じゃが、新玉ねぎをやわらかく煮込み、牛乳と合わせました。やさしい味わいのスープは、温かいものも冷たくしてもおいしくいただけます。新緑カラーで気分も上がります。染からくさボウルは深みがあり、スープにもおすすめな器。さりげない唐草模様がお料理を品よく縁どります。ロングセラーのそら豆豆皿はスプーンレストに使いました。
そら豆と鯛のマリネ
素朴な味わいのそら豆をちょっとおしゃれなマリネに仕上げました。ほくほくした空豆とシャキシャキしたセロリ、新玉ねぎ、さらに鯛のお刺身が入り、いろんな食感が楽しめます。上に添えたパクチーが意外とそら豆によく合い、初夏にふさわしい、さっぱりとした味わいの一品です。同じ形状の「はもん」と「水音」の小鉢にそれぞれ盛り付けました。ガラスの器が涼感を呼びます。
この季節のおすすめ
春から夏へと季節が移りました。食卓にガラスの器を取り入れると、抜け感がでて涼やかな印象に。そら豆の豆皿と箸置きはこの季節のおすすめです。初夏らしいテーブルコーデのアクセントになります。