「 小暑 」
7月7日~7月22日頃
小暑は梅雨が明け、暑さが本格的になる頃です。7月の京都は祇園祭で彩られます。前祭の巡行の頃、夏本番を迎えます。蒸し暑い夏を乗り切るために、栄養のあるごはんをたべて体調を整えましょう。
二十四節気の食卓
春夏秋冬と美しい自然の移ろいをみせる日本。
四季よりさらに細かく、一年を二十四に分ける分類は「二十四節気(にじゅうしせっき)」と呼ばれ、それぞれに季節を表す名前がつけられています。
そうした二十四節気を、身近な食卓という切り口で紹介することで、彩りや味覚から季節を感じられる豊かさや、日々の暮らしの楽しさをお伝えします
旬の食材 なす
夏野菜の主役、なす。煮る、焼く、揚げる、漬けるなど用途も広く、和洋中どんな料理にも合う頼もしい食材です。体を冷やす作用もあるので、夏の献立におすすめです。
焼きなす
とろりとした食感で甘みもあり、暑い時期も食が進みます。グリルでじっくりと焼くのもおすすめですが、電子レンジ調理なら時短できれいな翡翠色に。作り置きもできるので冷蔵庫に保存して翌日は、洋風マリネやナムルにするのもおすすめです。
焼きなすのマリネ
ドレッシングでマリネした焼きなすに生クリームをかけて。
なすと生クリームは相性良し。おしゃれな一皿になります。
焼きなすのナムル
しょうがでさっぱりと仕上げたナムル。翡翠色のなすに黒のうつわがよく合います。
この季節のおすすめ
夏の食卓には、ガラスの器を。ひんやりとした涼感がテーブルに広がります。色鮮やかな夏野菜には黒のうつわもおすすめ。凛とした、おしゃれな雰囲気に。目を和ませてくれる、くすみカラーの食器も食卓のポイントになります。