「 寒露 」
10月8日~10月22日頃
朝晩はかなりひんやりしてきました。そろそろ軽い上着が必要ですね。 空気が澄み、日中は秋の雲を眺めるのも楽しく、夜は美しい月を鑑賞できます。 外に出ると、ついつい空を見上げてしまいます。 寒露は夜が長くなり、露がつめたく感じられるという時節。 夜が長くなるため、おうち時間をよりいっそう楽しく過ごしたいですね。
二十四節気の食卓
春夏秋冬と美しい自然の移ろいをみせる日本。 四季よりさらに細かく、一年を二十四に分ける分類は「二十四節気(にじゅうしせっき)」と呼ばれ、それぞれに季節を表す名前がつけられています。 そうした二十四節気を、身近な食卓という切り口で紹介することで、彩りや味覚から季節を感じられる豊かさや、日々の暮らしの楽しさをお伝えします。
旬の食材 きのこ
一年中たべられるものが多いですが、秋から冬にかけてが旬といわれています。 低カロリーで旨みたっぷり。種類により、栄養やうまみ成分が違うので、いくつか組み合わせて料理するのもおすすめです。 洗うと水っぽくなり、香りも飛ぶため、湿らせたキッチンペーパーなどで軽く拭くのがよいそうです。
きのこと湯葉のとろとろ旨煮
とろみをつけた温かい料理がおいしい季節になりました。 数種類のきのこをたっぷり使い、きのことおだしの旨みがしみじみおいしい煮物です。 おいしいおだしと、とろっとした湯葉の甘みがよく合います。 秋の七草のひとつ、おみなえしの絵柄のお碗に盛りつけました。
えのきのマリネ
秋の夜長、親しい人とゆっくりお酒をいただくのもいいですね。 サラミと粒マスタードが味の決め手。お酒がすすむ一品です。 えのきはすぐ火が通るので、電子レンジで加熱すると簡単です。 カップに盛りつける時は、上に上にと高く盛るといいですね。
この季節のおすすめ
やさしい色合いの器を集めました。 温かいお料理や飲み物がおいしくなってきましたね。汁物が盛りつけられるお椀や鉢など揃えましょう。 季節が進むのに合わせ、器も少しずつ変えていくと、料理を作るのが楽しくなりますね。