うつわの各部分には名称があり、これを知ることでうつわの見どころや魅力をより感じることができます。またお店で伝えるときにも便利。たち吉の「玄風 飯茶碗」を用いて基本の5つをご紹介します。
  • 見込み

    うつわの内側のことで、特に内側中央の底面を指します。釉溜りや色柄で装飾されており、景色を楽しむことができます。
     
     
     
  • ふち

    口造り(くちづくり)や口辺り(くちべり)、口縁(こうえん)、と言います。うつわの雰囲気や口当たりを左右する重要な部分で、内側や外側に反ったもの・厚みのあるものなどがあります。薄いと口当たりがよい反面欠けやすいため、大切に扱いましょう。
     
     
     
  • 高台

    うつわの底の台をなす部分で、高台によってうつわの収まりや置くときの安定感が異なります。熱いものを入れたときなど、持ちやすくしてくれる効果もあります。持ち上げないうつわに高台はない場合もあります。
     
     
     
  • 胴・腰

    胴とは読んで字のごとく胴体部分のことで、胴より下から高台までは腰といい、平皿などに腰はありません。
     
     
     

和食器で使用される陶器や磁器などの素材やそのお手入れ、技法などをジャンルに分けて紹介している
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