「和食器」というと、和食だけを盛り付けるものだと思っていませんか?
もちろん、和食器は和食に合うようつくられていますが、洋食とも相性は抜群。
和食も洋食も両方合う、たち吉のうつわを紹介します。

 

おしゃれな前菜プレートに

白磁さらさ

白磁さらさの焼物皿は、焼き魚をのせるのにぴったりのお皿。 しかし、洋食の前菜を盛り付けるのにも活躍するんです。

洋食はお皿に余白をもたせて盛り付けることが多く、四隅に余白が生まれる角皿は、洋食の盛り付けにも重宝します。

また、前菜をちょこちょこと並べるだけで見栄えがするので、盛り付けるのが苦手な人でも簡単。

前菜をおしゃれに盛り付けて、ワインやシャンパンなどお酒をたしなむ時間をワンランクアップさせてみてはいかがでしょうか。

 

 

お肉料理を華やかに彩る

はるか

洋料理の盛り付けにおいて、彩りは大事なポイントです。

和食の盛り付けには、「青黄赤白黒(しょうおうしゃくびゃっこく)」という言葉があり、その5色を取り入れると、料理が美味しく見えるといわれています。

ただ、毎日の食事で彩り豊かに盛り付けるのは意外と難しいもの。

 

そんなときは、うつわで色味を足してあげるのがおすすめです。

 

和食でも洋食でも、青い小花があしらわれた「はるか」に盛り付ければ、一気に華やかになります。

深さもあるので汁気のある料理にもOK。

付け合わせは同じシリーズの小皿や小鉢にすれば、洋食のようにテーブルに統一感も出せますよ。

 

 

どんなスイーツも引き立てる淡い青緑色

月の雫

甘いスイーツの時間は、女性にとって至福のひとときです。

買ってきたスイーツをパッケージのまま食べる というのも良いですが、ちょっと贅沢な気分を味わいたいときには、うつわに移し替えてみましょう。

たち吉の「月の雫」は、盛り付ける料理を選びそうな青磁色ですが、意外とどんなスイーツにも合ううつわです。

和菓子はもちろん、洋菓子のスポンジのベージュ色や、チョコレートの茶色を引き立てる絶妙な色合い。

シンプルな白いうつわに盛るよりも、洗練された印象に仕上げてくれますよ。

 

 

盛り映えする縁のあしらい

うず潮

生地が薄く、なめらかな質感の磁器ものが多い洋食器。

たち吉の「うず潮」は、和食器ながらも洋食器のような雰囲気をまとううつわです。

一見シンプルですが、透明感のある青白磁釉の濃淡が描き出す、うず模様のレリーフ、薄く立ち上がった波打つような縁のあしらいなど、細部まで美しく仕上げられています。

和食はもちろん、洋食にも中華にも合い、縁のあしらいが盛り映えし、上品な印象を作り出してくれますよ。

 

 

和食器と洋食器の違いとは?

 

食器を手に持って食べる和食。テーブルに置いたまま食べる洋食

和食は、食器を持ち上げて食べることを前提として作られています。そのため、持ちやすく、軽く、口当たり良いのが特徴です。一番その特徴がわかるのが、お茶碗と汁椀。持ちやすいよう、高台(底に設けられている輪の形の台のこと)が設けられていたり、手におさまりやすい丸みを帯びたフォルムになっていたり、汁椀の素材には熱が伝わりにくい木が使われていたりと、“持ちやすい工夫”がさまざまに施されています。一方、洋食は、食器をテーブルに置いたまま食事をするため、重く、サイズも和食器に比べて大きく作られているものが多いようです。

 

さまざまな形・素材の食器を揃えて楽しむ和食器

和食器の形には、丸や四角、長角など多種多様なものがあります。料理の種類や、食卓のスペース、うつわ同士の調和をみながら、さまざまな形のうつわを一度に並べて楽しめるのも和食器の魅力。また、夏にはガラス、冬には土ものなど、季節に合わせて食器を変えるのも、四季のある日本ならではの風習といえるでしょう。一方、コース料理で一品一品提供する洋食器は、丸皿のものが多いようです。テーブルの統一感を大切にするため、食器もシリーズで揃えるのが一般的です。

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