
たち吉の贈りもの
TACHIKICHI GIFT
「ありがとう」「おめでとう」「いつもお世話になっています」
人生のなかで、
贈りものを考えるシーンは様々にあります。
お祝いや感謝の想いを形にした贈りものは、
嬉しかった想いとしてずっと心に残るもの。
だからこそ、想いが伝わる贈りものを選びたい。
そして、その想いとともに毎日使ってもらいたい。
大切なあの方に、心をこめて。
想い伝わる、たち吉の贈りもの。

想い伝わる
19セレクション
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リサイクル素材から生まれる美しさ
ほのあかり
ガラスの厚みによる色の濃淡が美しい「ほのあかり」シリーズ。実はこのシリーズ、不要になった自動車の窓ガラスをリサイクルして作られています。中でも後部座席のスモークガラスに着目。そのガラスを70%配合することで味わい深いグラデーションを実現しました。型吹きした熱いガラスを水で急激に冷やすことで表面にヒビを入れ、焼き戻すといった職人の 熟練の技が、美しい表情を作ります。 飲み物や氷が動くたびに陰影がきらきらと変化し、食卓を素敵に演出します。 上質な時間を楽しむ方への贈りものとして。
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ふたつとない独特の「きらめき」
月華 夫婦湯呑
月華とは、月の明かりのこと。水面に映る月光のように、角度によって表情を変える幻想的な輝きになぞらえて名づけました。見るものの心を惹きつけるこの輝きは、「結晶釉」という釉薬で作り出したきらめきです。この模様は釉薬が窯で焼成された際に自然に出来るため、一つひとつが違う表情で焼き上がります。そして、美しい結晶が育つためには、限られた職人だけの技が必要なのです。結晶模様の現れ方には幅があり、ふたつとない美しさを生み出します。その「きらめき」を、手になじむ夫婦湯呑に施しました。仲睦まじい大切な方への贈りものとして。
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有田の手わざを贈りものに
青華瓔珞文
青みを帯びて透明感のある白生地が美しいシリーズ、「青華瓔珞文(せいかようらくもん)」。生地に用いている“天草陶石”は、それ単体で磁器になる、世界でもあまり類を見ない上質な原料です。端正な縞状のレリーフは、滑りにくく手になじみます。“手描き”で丁寧に描かれた「瓔珞文様」は、精緻を極めた職人技ならでは。「瓔珞」とは、古代インドの貴婦人の珠玉や金属玉を紐でつないだ装身具のこと。これがのちに、菩薩像などの身を飾るものとして用いられました。そうして生まれた「瓔珞文様」は、高貴で、縁起の良い柄とされています。結婚のお祝いや、大切な方へ記念日の贈りものとして。
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三代目森里陶楽とたち吉のコラボレーション
京三島 夫婦湯呑
線彫りや「印花(いんか)」という花型の刻印で連続文様を施し、そこに白土を埋め込んでいく技法が特徴の三島手。三代目森里陶楽は、この技法を精緻に操り、京焼・清水焼の中で「京三島」として独自に確立させました。「京三島」の彫文様は、長年の経験による巧みな技によって、均一な深さで掘り進められます。「印花」の刻印を、リズミカルに動かすと、土の器にどんどん花が咲いていきます。さらにその文様の上に、白い化粧土を丁寧に盛り上げていきます。その後、水で溶いた白い泥に器全体を浸けると、刻印を施した部分には白い土が多く溜まり、「印花」の白い花が浮かび上がります。土に華が咲き、贈る想いにも華を添える器です。
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伝統とモダンの共存
市松
今も縁起柄として愛される市松模様は、江戸時代に歌舞伎役者の衣装から大流行し、その役者から「市松」の名がつきました。途切れることなく続くことから、永遠や繁栄、延命長寿などの意味が込められています。京都の寺院の庭園を思わせる、織部の緑と志野の白のコントラストがモダンで美しい市松模様。鉄絵で紅葉、流水、ぶどう、千鳥、水草文様など四季の移ろいを表しています。鮮やかな織部から覗く季節の景色が、土ものの手触りと相まって、お酒やお茶でくつろぐひとときを、心安らぐものにしてくれます。
→ 市松 ビアタンブラー はこちら
→ 市松 マグ はこちら -
泡立ちを極める
和楽 ペアビアタンブラー
内側は釉薬を施さずに焼き締めているため、ビールを注いだ際に表面の微細な凹凸が、より多くの空気を含んでクリーミーな泡を作ります。また陶器は多孔質による保冷効果もあり、長く飲み頃を保つことができます。鮮やかなヒワ色とルリ色の釉薬の下に細かなヒビを入れることで、和の表情を持ちつつも、黒い焼き締めの素地でモダンな雰囲気に。飲み口の部分には釉薬を施し、口当たりをよくしました。350mlの缶1本分がちょうど入ります。
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七福神の恵みを願った贈りもの
七福 箸置
七福神にまつわる縁起の良いモチーフを、愛らしく描いた7枚組の箸置です。釣り竿と鯛は恵比寿さま、鹿は寿老人さま、小槌は大黒さま、鶴は福禄寿さま、袋は布袋さま、鉾と宝塔は毘沙門さま、琵琶は弁天さまを表します。豆皿のような半月形の箸置は、スプーンやフォークのカトラリーレストとして、また薬味皿として、様々な使い方を楽しめます。小さいながらも食卓の名脇役で、ちょっとした贈りものに最適です。大切な方へ「お幸せに」との願いを込めて。
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特別なお祝いに
六瓢(むびょう) 夫婦箸
硬く頑丈でゆがみが出にくいことが特徴の黒檀に、螺鈿(らでん)といわれる漆の伝統技法で、瓢箪の形に切り抜いた貝を施した夫婦箸です。見る角度によって変化する光沢が美しい六つの瓢箪は、「無病息災」を表す縁起物。四角の形状は、転がりにくく、持った時の指のかかりが安定します。細く仕上げられた喰い先(箸の先)は、細かいものもつまみやすく、口当たりもなめらかな逸品です。また、2本揃いで使う箸には、「支えあう」「末永く一緒に」という意味もあり、結婚の周年の贈りものに最適です。
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贈る気持ちを優雅に彩る蒔絵
輪島うるし箸
漆器の伝統技法の蒔絵。型に漆を塗り、箸に模様をつけた後、金粉やプラチナを蒔く型蒔絵により縁起の柄が優雅に彩られています。生地は「能登ヒバ」※1を使用し、天然木・天然漆で仕上げた「輪島うるし箸」※2。熟練の職人がいくつもの工程を経て丁寧に作り上げています。手に持って軽く、しっとりとした手触りとなめらかな口当たりは、食事をさらに美味しくします。
※1 石川県の県木。耐久性が強く抗菌性がある。※2 地の粉下地を施さず、中塗り、箸の頭等に合成樹脂塗料を使用し、上塗りを天然漆で仕上げたもの。 -
塗りならではの深い味わい
根来あけぼの 組椀
日本の食卓に普段から欠かせない器として使われている塗りの器。その素材の持つ温かさや口当たりの良さを改めて感じてもらえる椀をつくりました。朱に黒すじの根来、黒に朱すじのあけぼの。塗りの多彩な表情により、味わい深い風合いになっています。大ぶりで厚みのある椀は冷めにくく、具沢山の汁もの、麺類やごはんものにと、幅広く活躍します。
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天然木の軽さと、漆のなめらかさ
箸・スプーン揃
毎日の食事が快適になる、漆塗りの箸とスプーンのパーソナルセット。八角の箸は手になじみ持ちやすく、スプーンは熱くならず、なめらかな口当たり。天然木の軽さは、ご年配の方にも喜ばれます。箸とスプーンが揃っていることで、スープやカレーはもちろん、お粥や麺類などの様々な料理に重宝します。
→ 箸・スプーン揃 朱塗 はこちら
→ 箸・スプーン揃 溜塗 はこちら -
自然から生まれた灰釉の美しさ
灰釉草文 盛鉢
日本のやきものならではの、落ち着いた風合いを持つ灰釉を使って、盛鉢をつくりました。灰釉(はいゆう)とは草木の灰を用いた釉薬のことで、素朴で淡い青緑色になり、器の中心にはビードロといわれる美しい釉薬のたまりが生まれます。くしで伸びやかに描いた草文や口元の作りこみ、手に持ったときの軽さなど、一つひとつ丁寧に、こだわりの仕上げを施しています。手になじむ心地よさと優しい風合いは、料理が品よく映えます。こだわりのある方に喜ばれる器です。
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永く美しく使える
間取草花
輪花のシルエットとレリーフ、器の内外に施された間取の草花文様が華やかな器です。間取とは、絵柄の中に丸や四角などの枠線で囲みをつくり、草花などの文様を描き込んだものです。今なお色あせない伝統柄を、使い勝手の良いサイズの皿やマグに仕立てました。イングレーズ技法による絵付けが、器になじみ、品のある風合いになります。イングレーズとは、絵柄の転写を高温焼成することにより、釉薬の中に絵の具を溶け込ませ、表面のガラス層に沈める技法です。これにより、染付の持つ繊細な濃淡や味わいのあるにじみが現れます。また、摩擦や食器洗浄機の洗浄などで絵柄が剥げることなく、いつまでも美しいままでお使いいただけます。毎日の食卓はもちろん、いつものお茶時間も優雅なひとときになります。
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子孫繁栄を願う
つれづれ 組鉢
鳥の巣の形にちなむことから子孫繁栄を意味する木瓜(もっこう)形の鉢に、縁起の良い赤と黄で絵付けを施しました。赤は魔除けの色、災いを避ける力があるとされ、桃は不老長寿と邪気払いの効果がある縁起物です。深さがある楕円の鉢は、料理を盛り付けるのにとても優れた形です。絵柄の違う組鉢は、食卓を華やかに彩ります。
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どんな食卓でも大活躍する、清廉な白い器
白菊 銘々皿
華やかさと品を備えている白菊シリーズは、40年に渡り多くの世代の食卓で愛されています。伝統的な菊割の形、透明感のある白、薄手の口元は、料理を華やかに引き立てます。シリーズの中でも人気の銘々皿は、一品料理だけでなく、取り分け皿やデザート皿としても重宝します。ハレの日から毎日の食卓まで、お使いいただける器です。
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いつまでも仲睦まじく
吉祥 グラス
「鶴は千年、亀は万年」といわれるように、鶴亀はともに長寿の印、めでたいものとされています。そして、鶴はつがいが一生を添い遂げることから夫婦円満の縁起鳥ともされています。透光性のある鮮やかな青がグラス全体に反射して美しい姿を見せ、飲み干した後に現れるのは、縁起の良い鶴と亀の文様。そのめでたい文様が、くつろぎのひとときをさりげなく華やかに彩ります。グラスの口部は、すっきりと薄い飲み口にするためコールドカット※といわれる高品質の仕上げを施しています。
※ 口部のガラスの丸まったリングをダイヤモンドカッターで切り落とし、研磨して、炎で焼き仕上げしたもの -
日々に寄り添う喜びの気持ち
藍吉祥 皿
記念の贈りものや、喜びの席にふさわしい松竹梅と鶴亀の縁起柄を日々の暮らしに溶け込むモダンなデザインにアレンジ。さりげなく喜びの気持ちが伝わります。鮮やかな藍色と濁りのない白磁のコントラストと、今なお新鮮な伝統柄が、食卓で映えます。シンプルな小皿は毎日の食卓で活躍する、出番の多いアイテム。取り皿としても幅広くお使いいただけます。
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これからの暮らしの新しい器
花咲み スターターセット
再生陶磁器「Re-50」※で出来た、「Re-食器」花咲み(はなえみ)シリーズ。花咲みとは、花が咲くことだけではなく、花が咲いたような笑顔や、人が微笑んでいる様子を表すあたたかい言葉です。「Re-食器」とは、不要食器をリサイクルして新しく作り上げた食器のことです。その「Re-食器」に、植物のもつ再生のイメージを重ねて可憐な花々をデザインしました。「たんぽぽ」「やぐるまぎく」「しろつめぐさ」「わすれなぐさ」「つるにちにちそう」、自然の中で繰り返し芽吹き咲く花たちです。食卓で活躍する3種類の皿と2種類の鉢は、すべて重なりコンパクトに収納できます。これからの暮らしに、環境に配慮した「Re-食器」花咲みは、新生活や結婚など、新たな節目を迎えるお祝いに喜ばれます。
※ 回収された不要な食器を砕いて、もう一度 土に混ぜ込み、新しい製品として生まれ変わったリサイクル食器の中で、不要食器の配合率が50%のもの。温室効果ガス排出量が最大33%削減できるといわれています。 -
小さなうちから本物を
こどものごはん揃
未来を担うこどもたちに、「日本の文化や伝統に親しみ、大切につないでほしい」との思いを込めて誕生した漆塗りのごはん揃です。何千年も前から使われている伝統的な天然塗料の漆は、強度や接着力に優れ、抗菌作用もあるといわれています。手塗りの深みのある色と艶も魅力で、自然を表す伝統色から、夕焼けの空の色「あかね」、みずみずしく成長する「わかば」、代々の長寿や繁栄の縁起物「だいだい」の色漆で仕上げられています。また、その色は使うごとに明るく透明感を増していきます。伝統と技術が息づく漆の器は、口当たりや手触りも心地よく、軽くて持ちやすいのが特徴です。陶磁器に比べ割れにくいため、お子様の成長に寄り添って永くお使いいただけます。出産や誕生日など、成長をお祝いする贈りものに。