
かつての人気商品よ、再び。
“からくさ文様”とは、エジプト・ギリシャで生まれた植物をモチーフにした曲線文様や中国起源の文様など、いくつかの文様がシルクロードを通じて伝えられるあいだに混じりあい、互いに影響しあってできた文様と考えられています。日本へは、古墳時代に中国より伝来したことが始まりとされています。
“からくさ”という植物が実在するわけではなく、異国からもたらされたひとつの文様として、「唐草(からくさ)」と名がつけられて、日本でも広がっていきました。どこまでも伸びやかに広がってゆく様子から、繁栄や長寿を象徴する縁起の良い文様とされています。

新たな「からくさ」
今から35年前、当時のからくさシリーズ最初のうつわ「大皿」が発売されました。うつわの全面にからくさが描かれたからくさシリーズは、和のモチーフでありながら盛りつける料理を選ばず、まさにからくさのように人気が広がっていきました。
そして2018年秋。当時のデザインよりもからくさを細かくし、淡く優しい色目にリ・デザインした新たな“染からくさシリーズ”が生まれました。より使いやすいよう、以前のシリーズよりも軽量に仕上げています。様々な料理や住空間、そして他のうつわとも調和する、まさに現代の暮らしに合ううつわです。

染めからくさシリーズ
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染からくさ プレートS
万能サイズ。料理も、スイーツも、おつまみにも。
染からくさ ボウル
料理はもちろん、スープカップやデザートカップとしても使えます。
染からくさ プレートL
ワンプレート料理にも、これからの季節は鍋の盛皿としても使えます。