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森里陶楽(もりさととうらく)

京三島 陶楽陶苑 三代目 森里陶楽

京三島 陶楽陶苑 三代目 森里陶楽

京焼・清水焼が生み出す上質なうつわ、三代目 森里陶楽氏の作品をご紹介。三島手と呼ばれてきた技法を得意とし、大小の花模様が魅せるレースのような装飾は繊細で華やかではあるが素朴さも感じさせます。 線彫りや刻印で連続文様を施し、白土を埋め込んだ印花(いんか)という技法が特徴の三島手。 二代目陶楽がそれをルーツとし、他に類を見ない繊細な文様に気品を備えた色合いの器を「京三島」として京焼・清水焼の中で独自に発展と確立させ、当代で三代を数えます。
→ 京三島の詳細はこちら

京三島 陶楽陶苑 三代目 森里陶楽

土に華を咲かせ、心に華を咲かせる器

  • 京焼・清水焼「京三島」陶楽陶苑の作品の工程のご紹介1

    スピードと美しさ、陶楽が咲かせる印花文様

    頃合いを見計らって、成型した生地に文様を施していくのは、重要な工程です。ある程度乾いたら、線彫りや「印花」という刻印で連続文様をつける加飾を行います。手作りの型をリズミカルに動かすと、手元の器にどんどん花が咲いていきます。スピードと美しさ。この2つが大切。刻印の間隔が詰まりすぎたりしないのは、長年培われた職人の感覚によるものです。

  • 京焼・清水焼「京三島」陶楽陶苑の作品の工程のご紹介2

    彫文様は緻密に大胆に

    器の外側に分割の目安を入れた後、箆(へら)で一気に線を掘り出すのが「線彫り」です。口元から高台脇まで途切れることなく、均一な深さで掘り進めます。注意を払いながら緻密に、なおかつ一気に大胆に彫ることで線に勢いが生まれます。

  • 京焼・清水焼「京三島」陶楽陶苑の作品の工程のご紹介3

    器に化粧を施し、浮かび上がる白い花

    白い化粧土を使って筆で花をつけていきます。描くというよりも化粧土を盛る感じから「筆盛り」と呼ばれる工程です。さらに薄く水で溶いた白い泥に、器をドボンとつけ、全体にゆるい土を纏わせます。こうすることで、生地がへこんでいる刻印を施した部分には白い土が多く溜まり、白い花・印花文様が浮かび上がります。 絶妙なバランスを保ちながら、2つの技法を組み合わせることで、雰囲気の異なる白い花が器の表面に咲いていきます。

  • 京焼・清水焼「京三島」陶楽陶苑の作品の工程のご紹介4

    優美で繊細な持ち手

    紅茶碗や珈琲碗などの持ち手は、バランスが良くて持ちやすいことが重要ですが、機能面だけではなく、ひとつひとつ手づくりで、優美に繊細に仕上げていくことは、陶楽陶苑のこだわりです。

大小の白い花と多彩な伝統技法が出会う「京三島」

大小の白い花と多彩な伝統技法が出会う「京三島」

線彫りや刻印で連続文様を施し、白土を埋め込んだ印花(いんか)という伝統的な技法の三島手を、京都らしい繊細で気品のある器に発展させた「京三島」。白い花が咲いたように華やかな表情が愛らしい器です。

優美な金彩と高貴な紫が織りなす「紫彩華紋」

優美な金彩と高貴な紫が織りなす「紫彩華紋」

三代目陶楽は、初代陶楽の遺志を受け継ぎ、二代目が確立させた「京三島」に、さらに優美な金彩と深みのある紫の上絵付けを施して、「紫彩華紋」に発展させて、心に華を咲かせる器を創り上げています。

新しい京三島の世界 「観翠」

新しい京三島の世界 「観翠」

優しい白さの半磁器の生地を使い、黄檗(きはだ)色に翠色が鮮やかに映える新しい京三島の表現「観翠」。自然の日射しの中でみるとさらに透明感が増します。和洋にとらわれない華やかで優美な姿は、食卓に高揚感をもたらしてくれます。




※こちらの作品はたち吉オリジナルではございません。
陶楽陶苑のInstagramは こちら


【ご使用上のご注意】
電子レンジのご使用は、おすすめいたしません。
食器洗浄乾燥機のご使用は、おすすめいたしません。

【器の個体差について】
全て手作業で行われているためサイズや形状、色味がそれぞれ多少異なります。
サイズ表記と若干の差があることをご了承ください。
個々の違いを手作りの味わい、意匠としてご理解いただきますようお願いいたします。




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