復刻 灰釉草文シリーズ

 

永く使えて、飽きが来ない。
ひと手間かけて、仕事が丁寧。
料理が映えて、四季を感じる。


たち吉の器のあるべき思いと、作り手の思いを同じくする器 灰釉草文シリーズ。
その思いと、灰釉は、その自然な美しさが器のルーツともいわれることから、270周年を機に復刻いたしました。

秀峰窯 中垣連次さん 作り手の思い

土岐の古窯から出土する陶片に倣い、灰釉や御深井(おふけ)釉に、美濃焼のルーツを想いを馳せ、数多くの試作をしました。
やがて、試行錯誤を繰り返すうちに、緑の釉薬溜まりが美しい「灰釉」に出会いました。
ひとつひとつヘラで草文を描いた上に、天然の土灰を施しているので、釉薬が流れすぎたり、濁ったりと、まだまだ思い通りにならないことが起きますが、それぞれに個性のある、表情がある器になっています。少したわめた、柔らかい形状と相まって小鉢が出来上がりました。

食卓に優しいぬくもり

日本のやきものならではの、落ち着いた風合いを持つ灰釉の器です。灰釉とは草木の灰を用いたうわぐすりのことです。自然から生まれる、素朴で優しい淡い青緑色になります。また、器の中心にビードロといわれる美しい釉薬のたまりが生まれます。くしで伸びやかに描いた草文や口元の作りこみ、また手に持ったときの軽さなど、細部にわたり、こだわりの仕上げを施しています。
草文柄ののびやかな彫文と淡い表情が、料理をそっと引き立てます。銘々に盛っても、取り分けにも使え重宝するシリーズです。