井倉幸太郎(いくらこうたろう)
井倉幸太郎 略歴
1979 奈良市柳生に生まれる2002 大阪芸術大学工芸学科 陶芸コース卒業 富士原恒宣氏に師事
2005 柳生で作陶活動開始
2009 柳生にて独立、築窯
2011 国際陶磁器展美濃入選 日本伝統工芸展入選(2013)
2013 日本陶芸展入選
2018 日本煎茶工芸展 自由民主党総裁賞受賞
現 在 奈良市にて作陶
※販売期間7月17日(水)17時~
※こちらの作品はたち吉オリジナルではございません。
※作品の再入荷の予定はございません。
【ご使用上のご注意】
電子レンジのご使用は、おすすめいたしません。
食器洗浄乾燥機のご使用は、おすすめいたしません。
【器の個体差について】
全て手作業で行われているためサイズや形状、色味がそれぞれ多少異なります。
サイズ表記と若干の差があることをご了承ください。
個々の違いを手作りの味わい、意匠としてご理解いただきますようお願いいたします。
井倉幸太郎 koutaro ikura
奈良の山里の風景が広がる剣聖の里 柳生で作陶活動を続ける井倉幸太郎さん。
代々続く柳生焼窯元の長男として生まれ、それぞれの時代に即した陶芸の技を手掛けてこられました。
井倉さんの作品は、透明感あふれる釉薬を施した青白磁の美しさと、削りが生み出す繊細な曲線が特徴です。 素焼きに透かし彫りを施し、その穴を覆う釉薬に光を透過する「蛍手」技法を用いた透明感は、繊細で美しく気品に溢れています。
井倉幸太郎さんの作品は、立派な造り酒屋を改装したギャラリー兼工房の建物で生まれています。
好きなものを集めた隠れ家のような工房で培われた感性が、うつわの魅力に繋がっています。
シンプルなうつわの曲線美は、手に馴染んだカンナを使用し、丁寧に形づくりのために削いでいきます。ガラス質の釉薬は、透明度が増すように長い時間かけて作り上げています。 内側と外側には調合の異なる釉薬を使用することで、美しい蛍手の作品が生まれます。なめらかな形のうつわは、水色が美しくお茶の時間を豊かにします。