元女貴之(がんにょたかゆき)

元女貴之 陶歴
- 1982
- 石川県生まれ
- 2018
- 能見市美術展入選
- 2019
- 石川県立九谷焼技術研修所本科修了
山田義明氏の薫陶を受ける
石川の現代工芸展入選
伝統九谷焼工芸展入選 - 2020
- 石川県立九谷焼技術研修所研究科修了
KUTANism名工選「next 九谷」展(2021・2022) - 2024
- 石川県デザイン展金沢市長賞受賞
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たち吉オリジナルの器シリーズ
白 菊
1983年8月の発売以来のロングセラー商品。菊のリムがきりっと美しい、白い器のため料理が映えやすく、和食だけでなく料理のジャンルを問いません。
灰釉草文 はいゆうそうもん
たち吉の器のあるべき思いと、作り手の思いを同じくする器 灰釉草文シリーズ。その思いと、灰釉は、その自然な美しさが器のルーツともいわれることから、270周年を機に復刻いたしました。
市 松
古くから日本人に愛されたその古典文様を、独特の渋さを持つ緑の織部釉とやや赤みがかった白の志野釉で塗り分け、京らしい季節の絵柄をちりばめた、職人の手仕事を感じさせる一皿です。
粉引染花 こひきそめはな
陶器ならではのやさしい白さの粉引に、藍色の染花のアクセント。粉引独特の風合いがあたたかみをもたせ、くっきりとした白と染花の藍色が食卓を明るくします。
はるか
菊の花をかたどり、内外に小花柄を描いた可愛らしい器です。使い勝手がよく、華やかさを持ちながらも気取らない雰囲気です。
あかつき・玄風
ロングセラーの京焼・清水焼の湯呑とごはん茶碗。貫入釉のやわらかさとシンプルなデザインと豊富なカラーバリエーションで、ご家族みんなで色がわりで楽しむのもおすすめです。
浮 雲
シンプルさのなかにもどこか温かみが感じられるたち吉の「浮雲シリーズ」。「緋色(ひいろ)」と呼ばれる赤味が浮き出る化粧土を使用しており、その出方は一つ一つ異なるので、やきものの面白さや個性が味わえます。
粉引彫文 こひきほりもん
少したわませた楕円の形に、温かみが宿る粉引の器。ひとつひとつ施された線彫りが、器に独特の趣を与えています。「粉引」とは、「粉を引いたように白い」と表現されたことが由来。





たち吉オープンギャラリー Vol.1元女貴之 takayuki gannyo
たち吉では、うつわを中心に活動する工芸作家さんたちの発信を支援する「オープンギャラリー」を開設しました。
オンラインショップでの作品販売や、実店舗での展示を通して、作家の皆さんの世界をもっと多くの方に届けていきます。
第1回は、九谷焼の作家・元女貴之(がんにょ たかゆき)さん。
石川県能美市、九谷焼の開祖・斎田道開を祀る陶祖神社のすぐそばに工房を構える元女さんは、360年続く九谷焼の地で、日々静かに創作と向き合っています。
元女さんのうつわには、白磁の上に花や草木がそっと、そして鮮やかに息づいています。九谷焼らしい華やかな色合いに、繊細な余白の美が寄り添い、まるで器の中に自然の時間が閉じ込められているようです。
うつわが切り取る一瞬の「時」。そこから、自然のリズムや季節のゆるやかな移ろいがやさしく伝わってきます。
元女さんの丁寧な観察や、のびやかな筆づかい、そして自然へ向けるあたたかなまなざしが、じんわり感じられるうつわです。