有田焼・伊万里焼（佐賀県）

有田焼は日本最古の磁器と言われ、佐賀県で17世紀より400年以上続く歴史を持つ焼き物です。透き通るような白地が特徴で、そこに熟練の職人が美しい絵付けを施した工芸品は、かつてヨーロッパに輸出され王侯貴族にも愛されました。当時は伊万里港から出荷されていた経緯から「伊万里（いまり）焼」とも呼ばれていました。華奢な見た目に反し、硬質な磁器は耐久性が高く、現代では日常的な器として生活に馴染んでいます。

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