アサ佳(あさか)

アサ佳 陶歴
- 2013年
- 多治見市陶磁器意匠研究所 修了
- 2015年
- 若手陶芸作家集団「ミノヤキセンパイ」に参加
- 札幌芸術の森美術館 茶-今日のしつらえ-
- ノリタケの森ギャラリー 孵化展
- 2016年
- レクサスコレクション2016に参加
- 2018年
- イタリア・ファエンツァ国際陶芸美術館(MIC)へ作品寄贈
- 2019年
- Miss Grand Japan2018・2019グランプリトロフィー制作
- 2021年
- 国際陶磁器展美濃 入選
- 国際工芸アワードとやま 入選
- 2022年
- 第4回瀬戸・藤四郎トリエンナーレ 審査員特別賞
- 2023年
- 石川県七尾市にアートと泊まる一棟貸しの宿tonot 開業
- 現 在
- 岐阜県土岐市で制作
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特集ピックアップ
たち吉オリジナルの器シリーズ
白 菊 しらぎく
1983年8月の発売以来のロングセラー商品。菊のリムがきりっと美しい、白い器のため料理が映えやすく、和食だけでなく料理のジャンルを問いません。器の重なりがよく、すっきりと食器棚に収まります。
市 松 いちまつ
古くから日本人に愛されたその古典文様を、独特の渋さを持つ緑の織部釉とやや赤みがかった白の志野釉で塗り分け、京らしい季節の絵柄をちりばめた、職人の手仕事を感じさせる一皿です。
月 華 げっか
水面に映る月光のように、角度によって表情を変える幻想的な輝きが魅力。結晶模様は結晶釉が窯で焼成された際に自然に出来る模様のため、一つひとつが違う表情で焼き上がります。
いろどり 粉引染花 いろどり こひきそめはな
陶器ならではのやさしい白さの粉引に、藍色の染花のアクセント。粉引独特の風合いがあたたかみをもたせ、くっきりとした白と染花の藍色が食卓を明るくします。
はるか
菊の花をかたどり、内外に小花柄を描いた可愛らしい器です。使い勝手がよく、華やかさを持ちながらも気取らない雰囲気は、ふだんにも、おもてなしにも使え、食卓に楽しさを添えます。
あかつき・玄風
ロングセラーの京焼・清水焼の湯呑とごはん茶碗。貫入釉のやわらかさとシンプルなデザインと豊富なカラーバリエーションで、ご家族みんなで色がわりで楽しむのもおすすめです。
青華瓔珞文 せいかようらくもん
「瓔珞文」とは、装飾品を文様化した高貴な絵柄のこと。職人が丁寧に描きあげた器の中の瓔珞文は、外側の端正なレリーフとのコントラストを際立たせます。
白磁さらさ
どんな食卓にも合わせやすいシンプルなデザインはもちろん、その魅力は薄さと軽さ。重なりがよくスタイリッシュでありながら、日常の食卓に馴染むうつわです。




たち吉オープンギャラリー Vol.7アサ佳 Asaka
たち吉では、うつわを中心に活動する工芸作家さんの魅力をお届けする「オープンギャラリー」を開催しています。
オンラインショップを通して、作品はもちろん、その背景にある想いやストーリーも一緒にご紹介しています。
第7回にご登場いただくのは、岐阜県土岐市に工房を構え、日々うつわづくりに向き合う陶芸作家・アサ佳(アサカ)さんです。
すでに陶芸家として確かなキャリアを歩まれているアサ佳さんですが、「オンライン上の幅広い層のお客様に作品を見ていただきたい」と、この度ご縁があってご応募いただきました。その作品の背景にある温度感を直接感じるべく、ご挨拶と取材を兼ねて工房へと伺ってきました。
創作のはじまり
2013年に多治見市陶磁器意匠研究所を修了された後、作家としての活動を始められたアサ佳さん。
陶芸との出会いは二十歳前後のとある日のこと。
「将来はなにかモノ作りを生業にしたいな」と漠然と考えていたころ、馴染みの通りで目にした陶芸教室の看板にふと立ち止まり、映画『Shall we ダンス?』さながらに門を叩いたことだったそうです。そこから一気にのめり込み、今に続いています。
「もしあの教室が木工教室だったら、ガラス教室だったら……そっちを目指していたのかもしれませんね(笑)」と、軽やかに笑う姿が印象的でした。
作品の魅力
「自分自身が欲しい・魅力的に思える」ということを制作基準にして作陶をされています。
素地と化粧土の収縮率の違いを利用して白樺の木のような表情を生み出すうつわ、墨汁で染めあげ、使い込まれた古物のような佇まいを纏う貫入染めのうつわ。さらに、愛らしいフォルムでありながら注いだ液体がスパッとキレる烏口(からすぐち)の醤油差しや、中国茶器、繊細な「表現の作品」まで、そのアプローチは多岐にわたります。どの作品にも共通しているのは、細部まで行き届いた丁寧な仕事ぶりです。
ひとつのものを作り続けると、また別のものを作りたくなってくる――そう語るアサ佳さんの工房で圧倒されたのは、拝見した膨大な数の釉薬のテストピースやサンプルでした。その確かな技術と裏付けられた探求心に驚嘆しました。
取材の合間、アサ佳さんご本人が中国茶を淹れてくださいました。
ギャラリーからの要望で中国茶器を制作したことをきっかけに、中国茶そのものにも深くのめり込み、現在は日常的に嗜んでいるそうです。「中国茶は日本の茶道のような厳格な作法がなくて、時代とともに道具も変わる。もっと自由に、美味しくお茶を淹れることを楽しむ文化なんです」と教えていただきました。
1杯目、2杯目と移り変わる味わいや香りを堪能しながら、茶器の扱い方まで教わった贅沢な時間。素敵なうつわが生まれる背景には、こうした日々の豊かな時間がしっかりと息づいています。
洗練されたフォルムと、手仕事ならではの温もりや丁寧な手仕事が魅力のアサ佳さんの多彩なうつわたち。
それでいて気取りすぎず、私たちの毎日の食卓や暮らしにすっと溶け込んでくれます。どんな料理を盛り付けようか、どんなお茶を淹れようか、想像するだけでワクワクするうつわたちに出会えました。
アサ佳さんの作品は、11月18日(水)より公開・販売予定です。どうぞお楽しみに。