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石田明里(いしだあかり)

石田明里

たち吉オープンギャラリー Vol.6石田明里 Akari Ishida

たち吉では、うつわを中心に活動する工芸・クラフト作家さんの魅力をお届けする「オープンギャラリー」を開催しています。
オンラインショップを通して、作品はもちろん、その背景にある想いやストーリーも一緒にご紹介しています。

第6回にご登場いただくのは、陶芸作家の石田明里(いしだ あかり)さん。
京都市に工房を構え、日々うつわづくりに向き合われています。弊社も参加していた昨年の「清水焼の郷まつり」にご出店されており、そのときのご縁がつながり、この度ご参加いただきました。

石田明里

創作のはじまり

2025年に工房を構えた石田さん。陶芸との出会いは美術系の高校へ進学し、ろくろの体験をしたことでした。
幼いころより工作やお絵描きが好きでアトリエにも通われていたそうですが、その一方で陶芸にも繋がるような「泥遊び」は服や身体が汚れるため苦手だったそうです。しかし、初めてのろくろ体験で陶土の触感の心地よさと成形の楽しさに感激。「汚れてもいいのだ」という気づきもあり、専門専攻では迷わず陶芸コースを選択されました。

その後、愛知県立芸術大学の陶磁専攻に進学し、熱心にオブジェの制作に励まれました。
元々ろくろや絵付けに楽しさを感じ興味を持っていたものの、現代アートの講義や他専攻の作品からも影響を受け、制作の幅を広げ、さまざまなものを表現する方向へと向かったそうです。

ふたたび食器もつくるようになったのは京都市立芸術大学大学院時代です。
学校祭で出品・販売するために制作したものが予想以上の評価を受けました。目の前でご購入いただく嬉しさや、使ってもらうことのありがたさを肌で感じられたことが大きかったそうです。
そのときの経験から、「自身が作ったものが人の手に渡り、それぞれの空間でささやかに輝く存在になれば」と、日々制作に取り組んでおられます。

石田明里

作品の魅力

石田さんのうつわを目にしたときにまず驚かされるのが「色彩の美しさ」です。
絵の具で色遊びをするような感覚で、釉薬によって描くとのこと。その淡く綺麗な色合いや、流れて溶け混ざった様はまるで水彩画のようです。

うつわは、ハンドクラフトの味わいに満ちた「手びねり」や「たたらの型打ち」で成形。素焼きした素地をいざ目の前にした際に、「こんな感じに描こうかな」とインスピレーションが降りてくるそうです。

石田明里

また、お好きな動物や恐竜などが描かれたものもあり、色合いと物語性があいまって生まれる世界観がなんともかわいらしいのです。

石田明里

「生活と芸術を結ぶやきもの」をテーマに、親しみや愛着を感じられるものを目指して制作しているという石田さんのうつわたち。生活に彩りを与えるその魅力を、ぜひご堪能くださいませ。
石田明里さんの作品は10月6日(火)公開予定です。どうぞお楽しみに。

石田明里

石田明里 陶歴

1999年
京都市生まれ
2023年
愛知県立芸術大学美術学部 デザイン・工芸科陶磁専攻卒業
2025年
京都市立芸術大学大学院美術研究科修士課程 工芸専攻陶磁器修了
現在、京都市内で制作
 

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