探す


075-754-8724

月~金(祝日を除く)10:00-15:00

奈良一刀彫の里を訪ねて

奈良 一刀彫

木を削る音に重なる師弟の対話奈良一刀彫

奈良 一刀彫
髙橋勇二氏

奈良県の伝統工芸「奈良一刀彫(ならいっとうぼり)」は、ノミ一本で木を豪快に削り出すことで生まれる力強さと荘厳さが魅力です。細かい彫刻刀をあまり使わず、文字通り「一刀」で力強く削り出すことで大きな面の削り跡が残り、それが力強さと躍動感を生み出しています。
この地で、奈良一刀彫を守り継ぐ職人は年々数少なくなり、髙橋さんはその貴重な担い手のひとりです。

奈良 一刀彫
髙橋さんの工房

さまざまな文化への深い理解と尽きぬ好奇心を持ち、現代カルチャーにも目を向ける髙橋さん。土地や人との出会いから得た膨大な知識は、この工房で創作へと落とし込まれていきます。

奈良 一刀彫
畑村龍哉氏

髙橋さんが「最後の弟子」と言って全幅の信頼を寄せる畑村さん。
髙橋さんのもとで、確かな技術を受け継ぎ磨きながら、若く柔軟な発想で作品づくりや新たな販路の開拓を行っています。



奈良 一刀彫
絵付けの工程

金箔や水干(すいひ)・岩絵の具で彩られた微細で華麗な図柄が、独特の迫力を持つ人形に見事に調和しています。

奈良 一刀彫
敷地内にあるギャラリー

起源は江戸時代とされ、東大寺や春日大社などに奉納される祭礼具や能人形の制作から発展した奈良一刀彫。現代では、海外の観光客向けの工芸品やインテリアとしても人気があり、伝統を守りながら新しい表現も生まれています。



作品一覧
5件中 1-5件表示
5件中 1-5件表示

髙橋勇二 略歴 yuji takahashi

1952 秋田生まれ
1972 川口神泉氏に師事(’76迄)
1977 奈良県伝統工芸聴講生(’79迄)
1978 大阪市立美術研究所在籍(’82迄)
1980 関西展 入選
1981 秋田県展賞 受賞
1982 奈良県展 市町村賞 受賞
1983 天理ビエンナーレ展 入選
奈良県桜井市在住


畑村龍哉 略歴 ryuya hatamura

1999 大阪府生まれ
2018 元展美術協会 新人賞
2019 Prague Quadrennial 新人部門 選出
2021 大阪芸術大学 卒業制作展 学長賞
   髙橋勇二に師事
2024 東急プラザ「藤巻百貨展」出品
   Head Art Photo Contest Akashi「POLA BlueNote賞」受賞





最近チェックした商品

アイテムで選ぶ

たち吉オリジナルの器シリーズ

シリーズ一覧はこちら